引越し時の掃除について

引越し当日に旧居で行う掃除

旧居の掃除

旧居での掃除は、早めに掃除をすませておくことが望ましいですが、どうしても引越し当日でないと行えない掃除箇所もあります。家具を撤去した後の埃や、押入れ・クローゼットの中も荷物を運びだしてから掃除をする必要があります。
ここでは、引越当日の掃除する箇所や、掃除方法についてご紹介します。

引越し当日に必要な掃除道具

まずは引越し当日に必要になる、掃除道具をご紹介します。以下のものは荷造りせずに、すぐに使えるようにしておきます。

最後の掃除が終わったら、まとめて1つのダンボールに詰めて持っていくと、新居での掃除の際もすぐに取り出せます。掃除道具を荷造りするために、ダンボールやガムテープも余分に用意しておきましょう。

  • ・掃除機
  • ・雑巾
  • ・ゴミ袋
  • ・クイックルワイパー
  • ・ウエットティッシュ
  • ・バケツ
  • ・ほうき
  • ・ちりとり
  • ・台所用中性洗剤 など

引越し当日に行う掃除箇所

床掃除

続いては、引越当日に掃除する箇所をご紹介します。主に、家具や電化製品が置いてあり、普段掃除できなかった場所は、埃がたまっているので、掃除が必要となります。参考にして、掃除箇所をチェックしてみて下さい。

  • 家具・家電の置いてあった場所
    (テレビ、洗濯機、冷蔵庫、ベッド、食器棚、箪笥、本棚、机、など)
  • 照明を外した後の天井
  • 荷物を出した後のクローゼット・押入れの内部
  • 全ての荷物搬出後のフローリング

引越し当日の掃除方法

掃除機掛け

引越し当日の掃除は、家具が撤去されてからの短時間で行うことになります。旧居の引き渡しまで時間がある場合は、後日掃除することも可能ですが、引越日当日に明け渡すケースが多いでしょう。そのため、丁寧な掃除は難しいので、掃除機がけや、簡単な拭き掃除をする程度になります。

掃除をするタイミングは、家具が撤去された箇所から順に、掃除をしていきます。全て撤去されるのを待ってからの掃除では、効率が悪いので、荷物がなくなった箇所から進めます。全ての掃除を終えたら、掃除機やその他の掃除道具をトラックに積み込んでもらいます。掃除箇所ごとに、掃除方法をまとめたので参考にして下さい。

掃除箇所 掃除方法
家具・家電の置いてあった場所
(テレビ、洗濯機、冷蔵庫、ベッド、食器棚、箪笥、本棚、机、など)
家具・家電類を撤去後は、想像以上に埃が溜まっているので、掃除機を必ずかけるようにして下さい。必要があれば、軽いく雑巾で拭き掃除をします。
照明を外した後の天井 照明器具を外すと、天井に黒っぽい汚れが付いている場合があります。その場合は、台所用の中性洗剤を付けた雑巾で拭きます。
荷物を出した後のクローゼット・押入れの内部 クローゼットや押入れ内部も、普段掃除しきれていない埃やゴミがあるので、簡単に拭き掃除をします。
全ての荷物搬出後のフローリング 引越し作業により、ゴミや埃が発生するので、部屋全体を軽く掃除がけをします。

掃除をしながら忘れ物がないか確認する

引越し当日の掃除は忘れものがないかチェックできる

引越し当日に、掃除をするメリットとして、部屋が綺麗になるだけでなく、忘れものがないかのチェックにもなります。遠方への引越しなどの場合、忘れ物をすると後々大変です。また、大きいものを忘れてしまうと、後日送ってもらうのも難しくなります。

引越しの際、忘れがちなものをまとめました。忘れものチェックをする際の参考にして下さい。物干し竿や洗濯用品、テレビのアンテナなど、ベランダのものは忘れやすいようなので、確認して下さい。また、照明器具なども、忘れ物が多いようです。新居で照明器具がないと困りますので、天井の確認も忘れないでください。

<引越しの際忘れがちなもの>

  • ・物干し竿
  • ・洗濯用品(洗濯ばさみなど)
  • ・照明器具
  • ・リモコン
  • ・掃除道具
  • ・自転車
  • ・テレビアンテナ(ベランダ等に取り付けたもの)
  • ・天袋の荷物
  • ・カーテン
  • ・物置の荷物
  • ・傘
  • ・傘立て

まとめ

引越し当日の掃除についてご紹介しました。引越し当日は、時間がない中での最低限の掃除となります。家具・家電等を撤去しないと掃除できない場所以外は、あらかじめ掃除を済ませておき、当日は、撤去後の掃除機や簡単な拭き掃除に留めます。

当日は時間がないとはいえ、洗濯機や冷蔵庫、ベッドの下は普段掃除しきれていない埃や汚れが溜まっていますので、掃除機や雑巾を忘れずに用意しておくことをお勧めします。