引越し料金の値引き術

引越しの料金は意外と高くつくものですが、引越し料金を値引く方法があるのは知っていますか？そのコツやポイントについて紹介します。

複数の業者から見積もりを取る

よほどお気に入りの業者が無い限りは、最初から特定の業者に絞るのではなく、数社の業者から見積もりを取得して比較検討を行うべきです。依頼先の数は、5社・6社ぐらいをお考えください。なぜならば、引越し料金には、決められた定価が存在しないため、ほんの1～2社から見積もりを取った程度では、相場が分かりにくいからです。

見積もりを取る際の業者とのやり取りについて

数社から相見積もりを取ることを業者に伝えて、競合他社を引き合いに出し、ある種の競争意識を業者側に与えます。対面した時や電話で会話した時の状況に応じて、他社のおおよその見積もり額を、それとなく伝えるのもテクニックのひとつです。

見積もりの比較検討に関して

単に料金面だけを比較するのではなく、サービス面に関しても比較を行います。そして総合的に見て、どの業者が自分に適しているのかを検討して数社に絞り込みます。疑問点などは業者に問い合わせをして、同様の質問を数社に投げかけて回答を比較するのも良いでしょう。

他社を引き合いに出して交渉する

単に安くして欲しいとアピールしただけでは、インパクトが弱く、業者にとっても話に取っ掛かりが無いので、他社の見積もり額を引き合いに出して値引く方法があります。値引きが可能な業者は金額を落とすでしょう。特に中小企業は大手に対しての対抗意識が強いため、場合によっては比較的安い料金を設定してくれるかもしれません。

最終的に作業依頼したい業者を決める

いつまでもダラダラと数社を競わせる訳にもいきません。出来れば早い段階で意中の業者を決めましょう。

引越し料金の特徴を活用した交渉を行う

引越し料金には、引越し需要が多い繁忙期（3～4月）・休日・月初め・月末・土曜日・大安・午前といった時期・日・時間帯においては、料金が高くなる傾向にあります。また、平日においても業者のスケジュールが詰まっている日は、料金が割高に設定される事があります。

したがって、上記の時期・日・時間帯を避けた「引越し日」や「作業開始時間」を指定せず交渉すると、料金が格段に安くなる可能性があります。つまり、引越し需要が比較的少ない日取りを狙います。一般的には、平日の「午後便」の指定が、安くなる傾向にあります。

早期に契約するのも安くしてもらうコツ

他の業界においても、早期に予約や契約を行う事によって料金が安くなる、いわゆる「早割」のシステムがありますが、引越し業界においても同様に、早期（1～2ヶ月前）より仕事を発注すると料金が割安になることがあります。