一人暮らしのお部屋探しのチェック項目

いくつかのお部屋の候補を選ぶ際に、チェックする項目を挙げました。

部屋を決める際のチェック項目

候補から特定のお部屋を決める際は、以下のチェック項目の中で優先順位を付けて、その項目が一番良かったお部屋を選ぶことをおすすめしています。

立地条件

実家とは違う県外はもちろんのこと、住み慣れた実家と同じ県内であっても、土地柄が異なる場合もあります。引越し先の治安や雰囲気などの周辺情報は、事前に不動産屋に確認しておきましょう。

また、どんなに間取りが理想的でも、学校や職場から遠すぎると通うのに時間がかかってしまいます。家賃の安さや環境の良さだけで引越し先を決めてしまうと、後々後悔することになります。長い目で見ても、徒歩で通える場所を選ぶ方が無難です。

もし、学校や職場が都心部にあり、家賃が高くなってしまう場合は、沿線でなるべく最寄り駅に近い場所を選ぶようにしましょう。

物件の見学は昼と夜の両方に行う

昼は静かでも、夜になると車などの音がうるさく感じる場所もあります。
面倒ですが、昼だけでなく夜の時間帯についても事前にチェックすることをお勧めします。あわせて物件の周辺を歩いてみて、近隣住人や雰囲気を自分の目で確かめておきましょう。

騒音や防音性について

実家が田舎の一軒家だと、騒音問題について気になったことはないかもしれませんが、都会のアパートやマンションでは、騒音でのトラブルがとても多くなります。

建物の防音性は、鉄筋コンクリート→軽量鉄骨(プレハブ造)→木造の順で低くなります。
また、鉄筋コンクリートでも、隣との壁や天井が薄い場合もありますので、見学時に確認しておきましょう。

また、近くに学校がある場合、子供の声やチャイムの音が聞こえてきます。自分で許せる範囲の音かどうか確認しましょう。

事故物件

不動産屋の物件情報内に、「重要告示事項あり」などの表記がある場合、事故物件である可能性が極めて高くなります。室内での自殺、殺人事件、火事など理由は様々ですが、気になる方は必ず聞き出しておきましょう。

不動産屋には告知する義務があるので、必ず教えてくれます。また、相場よりあまりにも安く、空き期間が長い物件についても、見落とさないようにしましょう。

携帯の電波

周辺に高いビルが多く、方角や位置によって携帯の電波が悪い部屋もあります。固定電話を設置しない場合は、万が一の時に連絡が取れなくなってしまうので、必ず確認しましょう。

1階の部屋かどうか

マンションやアパートにおいて、1階は害虫が多く発生します。また、場所によっては日当たりや風通しが悪く、カビも生えやすくなります。
防犯面については、1階だからといって狙われやすいと言うことはありませんが、気になる方は避けた方がいいでしょう。

マンションやアパートの住人をチェックする

駐車場にて、不良の車やバイクの有無を確認します。外国人も、文化の違いによるトラブルが多くなりがちです。同じ建物内に住む以上、何らかの関わりが発生することを想定して住人についても事前にチェックしておきましょう。

テナントで飲食店が入っている

1階がテナントで飲食店が入っている場合、虫が多くなります。階数が高くても出やすいので、苦手な方は避けた方が良いでしょう。

窓の立て付け

鉄筋コンクリートのマンションでも、窓の立て付けが悪いと外からの音が漏れてしまいます。車や人通りが多いと、騒音に悩まされることになるので見学時に窓も確認しましょう。

エントランスやゴミ捨て場を確認する

共有スペースは、そこに住む人の質がよく表れる場所です。また、破れた張り紙が放置されたままで、掃除が行き届いていない物件は、管理の質もあまり良くありません。

生活圏にある店をチェック

コンビニやスーパーの有無も重要なポイントです。病院や交番、役所などの距離もチェックしておきましょう。

風呂や洗濯機置き場のチェック

単身向けの賃貸の多くはユニットバスを採用していますが、中には風呂トイレ別になっていることもあります。あわせてシャワーの水圧が弱くないかも確認しておきましょう。

また、洗濯機置き場がベランダ等にある場合、壊れやすくなるので注意が必要です。