盗聴器・盗撮カメラ発見サービス

盗撮カメラや盗聴器が仕掛けられていないか調べる盗聴器・盗撮カメラ発見サービス

盗聴器・盗撮カメラ発見サービスとは、盗撮カメラや盗聴器が住宅内に仕掛けられていないかを、専門業者に調査してもらうサービスです。特に賃貸や中古物件へ引越しをする際、入居前に調査することも多く、近年では引越し業者のオプションサービスとしての取り扱いも増えています。また女性専用のプランには、盗聴器調査が含まれているものもあります。女性の単身引越しには心強い良いサービスです。

盗聴器・盗撮カメラ調査の流れ

おおまかなサービス内容は、「調査のみ」「撤去のみ」「調査および撤去」の3つに分かれます。特に引越し業者のオプションで調査を依頼する場合には、盗聴器や盗撮カメラを探すだけのサービスであることも少なくありません。依頼時にはサービス内容を詳しく確認しましょう。

まずは盗聴器・盗撮カメラを探してもらう

盗聴器や盗撮カメラの有無は専門機器を使って調査します。引越し時に調査する場合、一般的には引越しの荷物を搬入する前に行い、調査範囲は住宅設備が中心です。中には引越し荷物に対する調査もサポートしているサービスもありますので、必要に応じて確認してください。

実際の調査は、引越し業者のスタッフが行うこともあれば、提携の専門業者によって行われることもあります。また調査に用いる機材は、簡易的なものから本格的なものまでさまざまです。特に無料のサービスの場合、積極的に利用した方がお得なのは当然ですが、100%発見できるとは考えない方がよいでしょう。盗聴器の中には、調査機器を使っても見つけづらいものがあるからです。

もしも見つかってしまったら撤去の依頼をする

調査から専門家による撤去までが含まれるサービスの場合を除き、盗撮カメラや盗聴器が見つかった場合には、改めて撤去を依頼することになります。前にも少し触れましたが、引越し業者に依頼する調査サービスを利用した場合には、基本的に「撤去は別」と考えておいた方がよいでしょう。

撤去の依頼は、依頼主が別途専門業者を探すか、撤去作業分の追加料金を支払って作業してもらうかのどちらかです。調査作業とは異なり、工事責任者や電気工事士などの有資格者による撤去が必要となるため、引越し業者のサービスであった場合にも必ず専門業者が関わることになります。

盗聴器・盗撮カメラが隠されている可能性が高い場所

盗聴器や盗撮カメラがよく発見される箇所をご紹介します。一見するとすぐに見つかりそうな場所に、長い間気付かれずに盗聴、盗撮され続けているケースは少なくありません。

電話器 盗聴器は固定電話に多く仕掛けられます。室内に限らず、屋外に仕掛けられているケースもあるため注意が必要です。
コンセント 壁のコンセントや延長コードなどの中に盗聴器を仕掛けることができます。このタイプは常に電気が供給されるため、発見されない限り半永久的に盗聴されてしまいます。
エアコン エアコン内部はもちろん、視線が届かなければ本体の外側に取り付けられることもあります。盗聴器、盗撮カメラどちらも仕掛けられる可能性があります。
換気扇 換気扇は内部電源やコンセントに仕掛けられることがあります。また外部から仕掛けることも可能。盗聴器・盗撮カメラどちらも発見されています。
照明器具 主に盗聴器が発見される箇所です。照明器具は部屋の中央に位置することが多いため、盗聴器を仕掛けるのに適した箇所といえます。
その他 上記以外の住宅設備で多いのは、ドアポストやブレーカーボックス、天井、トイレタンクなどですが、設備以外にも仕掛けられやすいものはたくさんあります。

大型家具や家電製品、パソコン周辺などは要注意です。たとえばテーブルの場合、機器の回収がしやすいため、意外と盗聴器や盗撮カメラが見つかります。また、プレゼントの絵やぬいぐるみ、クッションなどから発見されることもしばしばです。

少しでも不安になったら依頼しよう

盗聴器などが見つかった人のほとんどは、まったく心当たりがない、そんなはずはないと驚くそうです。まさか自分の家に仕掛けられているとは、考えもしないのが普通でしょう。しかし盗撮や盗聴を目的とした機器は、年間にしておよそ40万個販売されているという現状があります。自分には関係ない、ドラマの世界の話、という考えは改めざるを得ません。

もし、普段の生活のなかで少しでも「おかしい」と思うようなことがあるなら、早めに調査することをおすすめします。例えば、見慣れない車や怪しい人物をよく見かけるようになった、電話の雑音が増えたといった場合、盗聴器などの存在を疑ってもよいでしょう。

また、こういった明確な不安要素がなくても、思わぬところで被害にあう可能性があります。特に注意が必要なケースは引越しです。住居を変える際には、安心して新生活をスタートさせるための準備として、盗聴器などの調査を検討しましょう。

なぜ引越し時に調査した方がよいの?

引越しのタイミングで盗聴器・盗撮カメラを調査する

住まいの盗聴器・盗撮カメラ調査は、新築、中古物件に関わらず、引越しのタイミングがベストです。

引越しが終わって住み始めてからとなると、大きな家具などもありますので、調査がしにくい箇所がでてきます。引越し前の家具も電化製品も置いていない状態であれば、調査・撤去の作業をスムーズに行うことができます。

新築物件でも油断はできません。内装業者、建築業者、不動産業者など、入居前に入ることができる人物は多く、実際に新築物件で盗聴器が見つかっている例もあります。中古物件では尚更です。新築と同じく不動産業者などの立ち入りが多い上、前の住人が置忘れを装って仕掛けている可能性もあります。

また、引越し業者で提供している盗聴・盗撮器発見サービスは、引越しと同時にオプションとして利用することで、割安な料金で調査できることが多いのも魅力です。

こんな人におすすめ

転居にはただでさえ不安がつきまとうものです。プライバシーを確保し安心して生活したい人や一人暮らしの女性には特に、引越し前の盗撮カメラ、盗聴器調査サービスの利用をおすすめします。

また機密情報を扱う仕事をしている人、プライベートで絶対に漏らしたくない秘密を抱えている人も、調査しておくと安心です。