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仏壇の引越しにかかる料金
仏壇の引越しには、さまざまな費用が発生します。まず運送業者に運搬を依頼する場合は、その費用(引越し料金)が発生します。基本的には運搬距離に比例して基本料金が高くなります。また、仏壇の仕様・状態が料金に反映されるケースもあります。
近距離~中距離の料金
相場については、同一市区町村内やその周辺地域及び近隣の都府県外といった、いわゆる近距離~中距離であれば10,000~20,000円程度が想定されます。
仏壇の運搬・移設は、引越し業者に依頼する場合と専門業者に依頼する場合があり、料金を比較すると専門業者の方が若干高い傾向にあります。ただし、専門業者の場合は清掃や消耗品の交換などのサービスがセットになっていることや、引越し業者より専門性が高いなどのメリットがあります。
「精抜き・精入れ」の費用
もうひとつ忘れてはいけないのが「精抜き・精入れ」の費用です。宗教的な作法に従って引越しを行うのであれば、旧居では精抜き、新居では精入れの法要を行う必要があります。帰依する宗派の僧侶に依頼し、仏壇の前でお経を上げて頂きます。もちろんお寺に依頼する際には相応の費用がかかります。
料金の相場は10,000~30,000円程度
こういった費用のことを「お布施」と言い、相場としては10,000~30,000円程度と考えてよいでしょう。またお布施以外にも「お車代」や「茶湯料」といった名目の費用をお寺に支払うこともあります。これらには交通費や食事代、あるいは供養料といった意味合いのものです。
お車代や茶湯料は、布施と一緒に支払いますが、宗派・お寺・地域などにより慣習や決まり事に差があります。作法やおおよその相場に関しては、あらかじめお寺側に尋ねておくと良いでしょう。