家電

エアコン移設は業者に任せた方が良い

引越しの際、自分で購入したエアコンであれば移設が必要になります。
エアコン移設は、引越し業者に依頼する方法と、ご自身でエアコン専門業者に依頼する方法があります。今回はその2つの方法についてご紹介しています。

エアコン移設をする業者

引越し業者にお願いする

引越しの際エアコンも運びたい、そんな時には引越し業者に移設を依頼することができます。エアコンの移設は基本料金内ではできません。見積もりの時点でエアコンの移設を依頼し料金の確認をしましょう。

当日の移設作業は、引越し業者の作業スタッフが行うのではなく、業者が提携している専門業者が行います。大手の引越し業者になると、自社傘下の子会社が実施するケースもあります。いずれにしても、エアコン設備に関する専門業者が作業するので、安心して任せられるでしょう。

引越し業者にエアコン移設を依頼すると、エアコン移設の手配を代行してもらえるので自分で手配する手間が省けます。引越し当日の作業においても、専門業者が引越し業者と連携しながら段取り良く行ってくれるので、時間的なロスがありません。一般的には、引越し当日にエアコンの移設も完了することができます。

引越し業者にエアコン移設を依頼すると、見積もり依頼から移設完了に至るまで、作業がスムーズに行われると共に利用者が非常に楽です。エアコン専門業者へ直接移設を依頼する方法もありますが、手間と効率を考慮すると引越し業者に依頼する方がおすすめです。

エアコン専門業者にお願いする

引越しのエアコン移設は、引越し業者のオプションで依頼する方法をおすすめしましたが、引越し業者を利用しない場合にはエアコン専門業者の利用もよいでしょう。エアコンは室内機と室外機、そして配管類から構成される、かなりの重量と大きさがある機器で、仮に自分で車を使って運搬するとしてもかなりの労力を必要とします。

特に脱着作業については、配管内の冷媒ガスを室外機に回収する作業をはじめ、専門知識と技術を要するものです。馴れない素人が行うと時間がかかる上、状況によっては故障や事故などのトラブルが発生する可能性さえあります。専門業者に任せたほうが断然安心ですし、何より手間がかかりません。

中には自分で作業ができるように知識を身につけてチャレンジするという人もいるようですが、決しておすすめできません。エアコンの移設は業者にまかせましょう。

専門業者にエアコン移設を依頼する場合、直接連絡を取って自宅まで見積もりに来てもらい、見積もり内容で問題なければ正式に依頼します。脱着・運搬作業の予定日時はしっかりと打合せしてください。どこまでの範囲の作業が料金に含まれているのか事前に確認することも大切なポイントです。

夏に作業をお願いする場合は扇風機を用意してあげましょう

夏季の引越しでは、暑さ対策を十分に行う必要があります。午前中からかなりの暑さとなる日が多く、とりわけ真夏日・晴天時には温度や湿度が上昇します。

日当たりにもよりますが、うだるような暑さになります。部屋の中に居るだけで不快に感じ、体調が不良になることもあります。ましてや、重労働であるエアコンの取り外し作業を行うと、かかる負担は相当なものでしょう。

作業する人の体調に配慮して、扇風機の梱包や積み荷を最後にしましょう。引越しの作業中扇風機を使って室内に風を起こしたり空気を循環させたりすると、暑さや熱気が緩和され多少の負担を軽減できます。

扇風機は、エアコンの取り外し作業や引越し作業が済んだ後に簡単に梱包できますので慌てる必要はありません。トラック荷台のすぐ取り出せるような場所に積み込んでもらえば、新居でもすぐに取り出して使用することができます。

こういった気配りは引越し業者のスタッフにも、エアコン担当のスタッフにも喜ばれることでしょう。気持ちよく作業してもらえば、トラブル防止にも一役かいますので一石二鳥です。ぜひ覚えておいてください。